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フランス音楽への誘い
Invitation à la musique française
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フランスピアノ曲選集
Musique Française pour piano Morceaux choisis
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フランス音楽への招待 ~リュリからラヴェルへ~
Invitation à la musique française
~de Lully à Ravel~ |
フランス音楽への誘い
Invitation à la musique française
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カヴァー:平岩典子(ファブリックワーク) |
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CD曲目
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フランソワ・クープラン
François Couperin |
1.葦 Les roseaux
2.シテール島の鐘 Le Carillon de Cythère |
ジャン=フィリップ・ラモー J.-P. Rameau |
4.舟歌 第六番 Op.70 6ème Barcarolle
5.夜想曲 第六番 Op.63 6ème Nocturne |
エマニュエル・シャブリエE. Chabrier |
「田園組曲」Suit Pastorale
6.牧歌(イディール)Idylle
7.村の踊り Danse Villageoise
8.木陰にて Sous-Bois
9.スケルツォ・ワルツScherzo-Valse |
クロード・ドビュッシー Claude Debussy |
「2つのアラベスク」
Deux Arabesques
10.アラベスクⅠ1ère Arabesque
11.アラベスクⅡ2ème Arabesque
「ベルガマスク組曲」
Suite Bergamasque
12.プレリュード Prélude
13.メヌエット Menuet
14.月の光 Clair de lune
15.パスピエ Passepied |
録音日:1998年3月4、5日
録音ホール:碧南市芸術文化ホール |
曲解説:カザボン田島三保子 |
Critique |
「レコード芸術」評より |
★ カザボン田島の演奏はもちろんモダン・ピアノでの表現に立脚したもので、クープランやラモーの作品(特に後者の《鳥の呼び声》)でもロマンティックな感情移入された感興が強く立ち現れる…(略)その一貫して変わらない作品解釈の態度はきわめてふくよかな表現を生んでおり、ひとつの筋の通った主張を聴くことができる。 |
「音楽の友」Compact Disc Selection 評より |
★ 名古屋を中心に活動している中堅ピアニストで、クープランからドビュッシーに至るフランスの作品をとても良いセンスで表現しているのが注目される。 |
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フランスピアノ曲選集
Musique Française pour piano Morceaux choisis
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カヴァー:平岩典子(ファブリックワーク) |
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CD曲目
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フランソワ・クープラン François Couperin |
1.恋のうぐいす Le Rossignol en Amour |
ジャン=フィリップ・ラモー J.-P. Rameau |
2.つむじ風 Les Tourbillons |
ガブリエル・フォーレ Gabriel Fauré |
3.即興曲 第二番 2e Impromptu
4.舟歌 第一番 1e Barcarolle |
クロード・ドビュッシー Claude Debussy
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「子供の領分」全6曲 Children’s Corner
5.グラナド・アド・パルナッスム博士
Doctor Gradus ad Parnassum
6.象の子守歌 Jimbo’s Lullaby
7.人形へのセレナード Serenade for the Doll
8.雪は踊る The Snow is dancing
9.小さな羊飼い The little Shepherd
10.ゴリウォッグのケークウォーク
Golliwogg’s Cakewalk |
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Préludes- LivreⅠ「前奏曲」第一巻より
11.アナカプリの丘 Les collines d’Anacapri
12.帆 Voiles
13.とだえたセレナード
La sérénade interrompue
14.雪の上の足跡 Des pas sur la neige
15.亜麻色の髪の乙女
La fille aux cheveux de lin
16.ミンストレル Minstrels |
モーリス・ラヴェル Maurice Ravel |
17.亡き王女のためのパヴァーヌ
Pavane pour une Infante défunte |
エマニュエル・シャブリエ
E. Chabrier
ジェルメーヌ・タイユフェール
Germaine Tailleferre |
18.アルバムの一頁 Feuillet d’album
19.ロマンス Romance |
セシル・シャミナード
Cécile Chaminade |
20.「秋」Automne -Etude de concert |
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今回のアルバムについて
ピアノ演奏における最高の私の喜びは、その作品から喚起されるイメージの世界です。今回もその確かなイメージを追いつつこのアルバムを作りました。クラヴサン曲は標題通り、フォーレには空気と水の姿を、ドビュッシーは「子供の領分」と同じエスプリを感じて前奏曲集第一巻から6曲選びました。しかしそれらはドビュッシーの心理的視覚の違いから異なるイメージ(映像)が投影されています。続く4曲は情感的イメージでラヴェルとシャブリエには”郷愁”を、そして女性作曲家二人には”愛の歌” を感じ最後に組みました、もし奏者の自由な想像性が許されるならという念と共に…。
CAZABON 田島三保子 |
Critique |
「CDジャーナル」評より |
バロックから20世紀前半までのフランス鍵盤音楽作品を広く俯瞰して、その変わり行くもの、受け継がれてゆくものを味わい尽くそうという意欲的なアルバム。 |
「レコード芸術」評より
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2曲のバロックの小品が面白い。《恋のうぐいす》は鍵盤の表面をさらりと撫でるような軽やかなタッチで、微妙にアゴーギグをつけて奏でられ、ヴェルサイユの雅がよく伝えられている。ラモーの《つむじ風》はよりピアニスティックな演奏。音色やアーティキュレーションに変化をもたせて、ラモーのよりモダンな作風を際立たせる。…略… 個々の曲における把握が手際よく、ピアニストの長年の経験と研鑚の様子が伺える。こうした事はドビュッシーにも言及される。《前奏曲》の曲想作りには、フランスの往年の名ピアニストたちのそれに通じところがあり、どこか懐かしい。 |
録音日:2002年12月14、15日
録音ホール:沼隈サンパルホール(福山) |
曲解説:井上さつき |
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フランス鍵盤音楽のエスプリをピアノのマルチ的表現で聴く! |
「フランス音楽への招待」
~ リュリからラヴェルへ ~
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カヴァー:平岩典子(ファブリックワーク) |
「レコード芸術」評より 2011年6月号
リュリ、ラモー、クープラン、と17~18世紀の作品を聴かせたのち、シャブリエを経てドビュッシー、ラヴェルに至るアルバム。すなわち「フランス音楽への招待」という看板に偽りなく、選曲そして演奏ぶりも、なによりフランスの、いわゆるエスプリを漂わせた洒脱な優雅さを表に立てている。演奏するカザボン・田島三保子はマルセイユ国立音楽院からエコール・ノルマル(パリ)に留学、帰国したのは1980年とのことだから、経験豊かな中堅ピアニストだと言えよう。ちなみにCDも、いずれも「フランス音楽」を掲げたものを、98年と2003年、すでに出している。リュリ以下の古典ものは、ロマン派以降の感性をもって演奏されている、と評せるものの、それなりにたいへん優雅に“臈(ろう)たけた”美しさをもって奏でられ、魅力的である。このような肌ざわりのラモーやクープランは、現在思いのほか稀少になっているかもしれない。次いで聴かれるシャブリエ《5つの遺作集》も、近年目立った録音がなかったもので、なかなか珍重するに足る。演奏ぶりはよく練れて、手慣れたもの、との実感をもたらす。ドビュッシーは《映像》第2集の3曲、ラヴェルは《ソナチネ》で、いずれも競合版が多い楽曲。独自の存在感を示そうとなるとたいへんだが、カザボン・田島三保子は、べつだん野心なくマイペースで弾き進む趣。落ち着いた佇まいが好感をもたらす。明確さのうちに、必要なだけの情趣が湛えられた佳演である。 |
CD曲目
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録音日:2010年10月2、3、26日
録音ホール:碧南市芸術文化ホール |
曲解説:渡辺 康 |
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Supervisor: Yoichiro Kajiyoshi
Balance Engineer: Tsuneo Ishizaki
Editing & Mastering Enginner:Hisanori Fujii(auftakt)
Piano Tuner: Hitoshi Suzuki
Cover Fabric Work: Noriko Hiraiwa
Cover Photo: Thierry Cazabon
Cover Design:Atsuko Coffey |
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CD購入:全国のCDショップでお買い求めいただけます。
お問い合わせ: パスティエルTEL.052-935-9901 FAX.052-935-6367 担当 梶吉久美子
Webから購入: バウンディー
規格番号:DQC-649 4543034027804 2011/03/09リリース |
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