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岩手県北上市さくらホールにてチャリティー・コンサート 11/5/2021「フランス音楽の午後」開催の新聞記事 |
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岩手日日新聞 令和3年(2021) 5月13日(木曜日) L’article qui suit est tiré de l’édition du quotidien d’Iwate daté du jeudi 13 mai 2021 |
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カザボン田島三保子 ピアノリサイタル Mihoko Tajima-Cazabon Récital de Piano |
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2005年11月18日(金)しらかわホール |
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“バッハからドビュッシーへの稜線” ― De Bach à Debussy ― |
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PROGRAMME | ||||||||||||||||||||
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Concert Reviews コンサート評 「音楽の友」2006年1月号掲載 | ||||||||||||||||||||
●カザボン田島三保子(P)リサイタル フランス音楽の演奏を中心に25年にわたって継続した活動を続け、この数年間は名古屋フランス音楽研究会を主宰して、この地方でのフランス音楽を紹介する演奏活動の中心となっているヴェテラン。「バッハからドビュッシーへの稜線」と題されたリサイタルは、ピアノの特徴あるソノリティをバッハに再発見し、ドビュッシーに結びつける 試み。―中略― 前半はFの音を中心にした調で統一感があり、和声感と重心のはっきりしたフレージングに、このピアニストならではの感性が行き渡っていて特徴が濃い。 ―中略― 後半のフランス音楽では響きの捉えが自発的で、倍音のきらめきが感じられる音の運びは、ピアノの持つ魅力をしっかり伝えていた。 |
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2011年カレンダー | ||||||||||||||||||||
~ピアノソロと室内楽の夕べ~ 名古屋フランス音楽研究会特別公演 3月23日(水)18:45開演 |
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主催:名古屋フランス音楽研究会 共催:宗次ホール
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ご挨拶 私共名古屋フランス音楽研究会は設立以来名古屋地方でのフランス音楽普及とご紹介を目標に、年に2回の公演を開催継続しお蔭で今年12年目を迎えました。これは真に皆様からの暖かいご支援の賜物と厚く感謝申し上げます。今迄あらゆる側面からフランス音楽を捉え、テーマを時代別や作曲家、あるいはジャンル別等に定めての21回公演を通し、ほぼフランス音楽全般の概要を発表し得たのではないかと会員一同手応えを感じています。 今回はその節目を記念し特別公演を企画致しました。 第1 部はフランス鍵盤音楽史の流れに沿ったソロ作品プログラム、バロックから近代まで通じる“一つのエスプリ”と様々な作曲家の“生命感溢れる美”をピアノで表現したいと思います(3月新リリースされたCD「フランス音楽ヘの招待」より抜粋)。 第2部は当会演奏会員念願のフランス音楽中特に評判の高い室内楽の名作、フォーレ作曲ピアノ四重奏曲第一番ですが、従来のテーマ優先公演では実現しなかった全楽章演奏をたっぷりお聴き頂きたく存じます。 春の宵にお届けするフランス音楽:ピアノソロと室内楽のカップリングコンサート、皆様にお楽しみ頂ければ大変幸いに存じます。 名古屋フランス音楽研究会主宰 CAZABON 田島三保子 |
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去る3月11日に襲った東日本大震災において犠牲者となられた方々へ心からの祈りと追悼の意を表し 演奏前に会場の皆様と共に、出演者一同黙祷を捧げさせて頂きました。 |
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*尚、被災者の皆様へはお見舞い申し上げ、当夜販売されたCD収益金の一部を義援金として送らせて頂きました。 C.田島三保子 | ||||||||||||||||||||
出演:カザボン田島 三保子(ピアノ) |
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Programme | ||||||||||||||||||||
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第2部 ― 室内楽 ― |
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出演:竹中 勇記彦(ピアノ)竹田 千波(ヴァ オリン)中村 暢宏(ヴィオラ)幸田 有哉(チェロ) | ||||||||||||||||||||
◆ フォーレ:ピアノ四重奏曲 第1 番 ハ短調 Op.15 G. Fauré:Quatuor pour piano et cordes
no.1 en ut mineur Op.15 Ⅰ. アレグロ・モルト・モデラート Allegro molto moderato Ⅱ. スケルツォ(アレグロ・ヴィヴォ) Scherzo( Allegro vivo) Ⅲ. アダージョ Adagio Ⅳ. アレグロ・モルト Allegro molto |
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~主宰最後の御挨拶~ 音楽の素晴らしい力を今夜も新たに確信した思いです。 私、田島三保子は今夜のステージを最後に一身上の都合により当研究会主宰から退きますが、今後この「名古屋フランス音楽研究会」を引き継ぎ、演奏を続けて下さる若い会員の方々、そしてそのエネルギーに期待をしています。どうぞ皆様、今後共よろしく御支援下さいますよう御願い申し上げます。 2011年3月23日 CAZABON田島三保子 |
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Concert Reviews コンサート評 「音楽の友」2011年6月号掲載 | ||||||||||||||||||||
● 名古屋フランス音楽研究会 12年間で21回の公演を重ねた名古屋フランス音楽研究会が、一応の最終回として行った公演である。この研究会は、フランス音楽全般のプログラムを、様々な角度から取上げ、その内容は多彩で稀少な曲の紹介も多く、全国的に類を見ない存在であろう。第一部は主宰の田島三保子によるピアノソロ。リュリ「ロンドー形式のガヴォット」、ラモー《優しい嘆き》《一つ目の巨人たち》、フォーレ「ノクターン第4番」、ドビユッシー「映像」第2集、ラヴェル「ソナチネ」である。バロックではその不均一の美観とロココ趣味的な装飾の特質が色濃く、フォーレ、ドビユッシー、ラヴェルの音楽の流れを、その響きの先鋭化の推移を、ペダリングの技法などで細かく描き分けたのが印象的。後半のフォーレ「ピアノ四重奏曲第一番」は、竹中勇記彦(P)、竹田千波(Vn)、中村暢宏(Va)、幸田有哉(Vc)のメンバー。アンサンブルの経験豊かな奏者だけにハーモニーの調整感と構成音のバランスが良く、テンポも安定し、起伏の具合も節度ある豊かさである。一区切りつけるということだが、質の高いプログラムを継続してきたこの会が、さらに継続する事を期待したい。 (3月23日・宗次ホール)― 渡辺 康 Kou Watanabe ― |
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◆◆◆ 名古屋フランス音楽研究会 1999年~2012年 までの演奏会 ◆◆◆ | ||||||||||||||||||||
カザボン・田島はフランスの南仏国際都市ニースに移住し、2012年4月より「ニース日本人会」の会長に就任。 東日本大震災のための支援活動をはじめ、日仏文化交流及び日本文化の紹介等、地元のフランス人たちと協力しながら活発な活動をコート・ダジュールにて展開しています。 |